川上牧場2025総集編!!

2025-12-30 配信|川上牧場 酪農データバンク

配信の全文

https://youtu.be/wa3mlMQocBU?si=Yzz_Qx5Or5K2v9Pg

12月31日、大晦日。

2025年も、いよいよ最終日を迎えました。

世の中では年末年始の休みに入っている方が多いと思いますが、酪農家にとって今日は特別な「仕事納め」という日ではありません。

それでも、無事に朝の搾乳と出荷を終え、牛たちに異常がなく、一つの区切りを迎えられたことに、静かな安堵を感じています。

外は晴れ間の合間に雪や雨が混じる予報。最高気温は6度。

除夜の鐘や初詣に出かける方は、どうか暖かくしてお過ごしください。

毎年この12月31日には、川上牧場として「一年の振り返り配信」を行ってきました。

2023年、2024年、そして今年2025年。

音声配信を軸に活動を続けてきたからこそ、言葉として残しておきたい一年でした。

この記事では、川上牧場の2025年を、1月から12月まで振り返る総集編としてお届けします。

牛乳で乾杯。2025年への感謝を込めて

振り返りの前に、どうしても欠かせないことがあります。

この一年、配信を聞いてくださった皆さん。

そして、日々牛乳や乳製品を飲んでくださった皆さん。

皆さんが牛乳を選び、飲み続けてくださったからこそ、酪農を続けることができました。

2026年も、変わらず牛乳を手に取っていただけたら、これほど心強いことはありません。

それでは、2025年最後の乾杯を。

腰に手を当てて。

乾杯。

いただきます。

――2025年、うまい。

【1月】教育ファーム支援と、新しい挑戦の始まり

2025年1月。

まず大きな出来事は、島根県における酪農教育ファーム活動への支援事業が本格的に始まったことです。

これまで教育ファーム活動は、現場の熱意に頼る部分が大きく、制度的な支援は十分とは言えませんでした。

しかし、多くの牧場の声が集まり、活動量に応じて支援を受けられる仕組みが整い始めました。

長い道のりでしたが、「やっとここまで来た」という実感があります。

同じ1月、JBCN(Japan Biotech CROP Network)のコアメンバーとしての活動もスタートしました。

https://www.japan-biotech-crop-network.com/

ゲノム編集や最先端技術を活用し、日本の農業構造そのものを変えようとする挑戦。

2026年には社会実装へと進む予定で、酪農家として関われていることに大きな意味を感じています。

さらにこの月から、ポッドキャストの毎日配信を本格始動しました。

AIの進化により、台本作成や情報整理の精度が一気に向上し、「これは続けられる」と確信したのがきっかけです。

結果として、2025年は年間360回以上の配信を行う年になりました。

【2月】高校生研修生と、未来への種まき

2月には、高校生研修生が川上牧場に来てくれました。

学校に通いながら、週1回のペースで牧場に立つ姿は、本当に頼もしく、同時に尊敬の念すら覚えました。

https://x.com/zcjzu?s=20

研修の様子は「川上牧場研修生日記」としてSNSでも発信しています。

「将来、酪農を選択肢に入れてもらえるかもしれない」

その可能性だけで、この取り組みには大きな意味があると感じています。

【3月】技術・改良・そして現場のリアル

3月は、動きの多い月でした。

グリーンカーボンとメタグリ研究所をつなぐセミナー開催。

ビデオポッドキャストへの挑戦。

加工向け乳価の上昇。

分娩監視カメラ映像の拡散。

特に印象深かったのは、日本ランキング上位の後継牛が生まれたことです。

シンジケートで取り組んできた改良の成果が、形として現れました。

また、久々に共進会へ出品し、育成牛クラスで入賞。

勝ち負け以上に、「現場に戻ってきた」という感覚が強く残っています。

https://metagri-labo.com/blog/2025/02/28/greencarbon-seminar/

https://www.instagram.com/reel/DI7hajySBIB/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==

https://x.com/kawakamifarm/status/1904811030041219207?s=20

【4月】壊れ、つながり、また前へ

4月は、正直に言えば「しんどい月」でした。

堆肥舎の壁が崩壊。

酪農を続けられるのかと、一瞬本気で思うほどの出来事でした。

それでも、修復し、回し続け、年末には無事復旧。

「よく耐えたな」と、今は自分を少しだけ褒めたい気持ちです。

一方で、JA宗谷の視察受け入れや、タイミー×メタグリ研究所のセミナーなど、人とのつながりも広がった月でした。

そしてこの頃から、**FarmEcho(AI×川上牧場)**の本格運用が始まります。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000121.000087046.html

https://note.com/kawakamifarm/n/nbf0a8d7a7a3e

【5月】黒毛和牛、トップセールへ

5月は、忘れられない月になりました。

川上牧場の黒毛和牛ET産子が、広島・三次市場でトップセールを獲得。

受精卵移植を始めて約6年。

評価されるまでの時間は決して短くありませんでした。

「改良スピードが早すぎる」と言われたこともあります。

それでも、信じて続けてきた結果が、確かな評価につながった瞬間でした。

https://x.com/kawakamifarm/status/1922869577299439778?s=20

【6月】牛乳月間と、AIの進化

6月は牛乳月間。

NFTデザインコンテストでは、まさかの2連覇。

主催者が1位を取るという、複雑な立場ではありましたが、多くの方にデザインを評価していただきました。

AIアート、動画生成、バイブコーディング。

6月時点の取り組みを今振り返ると「粗い」と感じる部分もあります。

しかし、この「まずやってみる」姿勢が、今につながっています。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000150.000087046.html

【7月】AIと万博と、次の時代

7月は、AIハッカソンで「受給調整AI」「ミルクモンスター」が形になりました。

社会実装への課題は山積みですが、2026年に向けた重要な布石です。

そして、家族で訪れた大阪・関西万博。

暑さは厳しかったですが、「未来」を体感できた時間でした。

https://www.agrinews.co.jp/news/prtimes/332137

https://x.com/kawakamifarm/status/1950704162616057925?s=20

【8〜9月】人が育ち、現場が広がる

8月には県職員研修の受け入れ、

夏休みには県外からの親子研修、

9月には中学生の職場体験。

どれも共通していたのは、

**「牛よりも、人の心に何が残るか」**という視点でした。

「朝日がきれいだった」

この一言が、今も心に残っています。

https://x.com/kawakamifarm/status/1936749339277422970?s=20

https://x.com/kawakamifarm/status/1986036736959676724?s=20

【10月】報われた時間

10月、北海道で行われたホルスタイン全共。

そこに立っていたのは、かつて川上牧場に研修に来ていた若者たちでした。

結果だけでなく、そこに至るまでの過程を知っているからこそ、胸が熱くなりました。

「やってきたことは無駄じゃなかった」

そう思えた瞬間でした。

https://ja-shimane.jp/archives/6123/

https://youtu.be/MVrMDS3-G90?si=AhjXOOZOSIhoFabA

【11〜12月】伝え、治し、つなぐ

11月はミルクフェスで紙芝居を読むという新しい挑戦。

12月には堆肥舎が完全復旧。

農研機構×メタグリ研究所のセミナー、

後継者向けAIセミナーの講師登壇。

2025年のすべてが、2026年につながる形で終わろうとしています。

https://youtube.com/shorts/l6ZynFZEJIQ?si=bLGPU6ABHcvWxKpD

おわりに|2026年へ

2025年。

振り返ると、本当に多くの出来事がありました。

音声配信を軸に、SNSへ広がり、

多くの方に支えられ、つながり、続けることができました。

どうか、2026年も。

・コップ一杯の牛乳を飲むこと

・誰かに、酪農や牛乳の話を伝えること

そんな小さな行動を、続けていただけたら嬉しいです。

それが、次の世代にとって

「夢のある酪農」につながると信じています。

2025年、本当にありがとうございました。

2026年も、川上牧場は走り続けます。

みんな、牛乳飲んでね。

良いお年を。

https://lit.link/kawakamifarm