SNSを頑張るほど届かない。だから、公式LINEを始めました
2026-04-13 配信|川上牧場 酪農データバンク
配信の全文
こんにちは。
島根県出雲市で酪農をしている、川上牧場の川上です。
今日は、ひとつお知らせがあります。
川上牧場の公式LINEを始めました。
Add LINE friend
lin.ee
……と、ここで終われば、ただの告知です。
でも今回は、ただ「始めました」と言いたいわけではありません。
なぜ今、公式LINEなのか。
なぜSNSや音声配信やNoteに加えて、もうひとつ場所を作ろうと思ったのか。
そして、その先にどんな未来を見ているのか。
そこまで含めて、ちゃんと書いておきたいと思いました。
SNSを頑張るほど、届かない人がいる
僕はこれまで、音声配信やSNS、そしてNoteを通じて、酪農や牛乳のことを発信してきました。
毎日の牧場のこと。
牛たちのこと。
牛乳のこと。
酪農業界で起きていること。
リスナーさんや読者さんから届いた質問への回答。
続けていく中で、本当にありがたいことに、聞いてくださる方、読んでくださる方、応援してくださる方が少しずつ増えてきました。
これは、すごく嬉しいことです。
酪農というテーマは、正直に言えば、最初から広く注目されやすいジャンルではありません。
でも、だからこそ僕は思っています。
牛乳や酪農は、もっと多くの人に知ってもらっていい。
いや、むしろ今まで知らなかった人にこそ届く価値があると。
ただ、その一方で、発信を続けるほど、ひとつ強く感じることもありました。
それは、SNSをどれだけ頑張っても、見られるものは「すでに反応が集まっているもの」に寄っていくということです。
もちろん、SNSはとても大切です。
出会いのきっかけになるし、広がる力もある。
今の時代、発信するなら避けて通れない場所だと思っています。
でも、SNSにはどうしても構造的な特徴があります。
話題性があるもの。
刺激が強いもの。
短時間で反応が集まりやすいもの。
すでに伸びているもの。
そういうものが、さらに前に出やすい。
特にXでは、投稿そのものだけでなく、返信やプロフィール閲覧のような行動が強く評価されやすい傾向があり、ただ真面目に投稿を重ねるだけでは届きにくい現実があります。
これは別に、SNSが悪いという話ではありません。
そういう設計だからこそ生まれる出会いもあるし、面白さもあります。
でも、酪農や牛乳のように、最初から強い関心を持っている人が限られるテーマは、どうしても不利になりやすい。
酪農に興味がある人には届く。
牛乳が好きな人には届く。
農業が好きな人にも届く。
でも、本当に届けたいのは、その外側にいる人たちです。
普段は酪農のことを考えない人。
牛乳をただ「買うもの」として見ている人。
農業の現場に触れるきっかけがない人。
だけど、知る入口さえあれば、きっと「面白い」と思ってくれる人。
僕は、そういう人たちにこそ届けたい。
ずっとそう思ってきました。
Noteと音声配信は、じつは“深く届く”場所だった
そんな中で、僕にとって大きかったのが、音声配信とNoteです。
SNSは、流れていく場所です。
でも音声配信は、「聞こう」と思って来てくれた人がいる場所。
Noteは、「読もう」と思って開いてくれた人がいる場所です。
この違いは、かなり大きい。
しかも、最近のNoteは、SNSでバズらなくても、記事の内容と読者の興味が合えば届きやすくなる仕組みを強化しています。つまり、フォロワー数や瞬間的な拡散だけではなく、「ちゃんと読みたい人に届く」方向に進んでいる。
これは、酪農や牛乳のように、派手ではないけれど本当は知る価値のあるテーマにとって、すごく希望のあることだと思っています。
音声配信も同じです。
バズるメディアではないけれど、耳に残る。
人柄が伝わる。
熱量が届く。
だからこそ、僕はこの2つをずっと続けてきました。
でも、続ける中で、もうひとつ感じていたことがありました。
それは、どうしても一方通行になりやすいということです。
僕は毎日話せる。
記事も書ける。
でも、聞いてくださっている方や読んでくださっている方が、
「ちょっとこれ聞いてみたい」
「こういうテーマを取り上げてほしい」
「私はこう感じた」
「子どもにこう説明したいんだけど、どう伝えたらいい?」
と思ったときに、もっと気軽につながれる場所が必要だと思ったんです。
その答えのひとつが、公式LINEでした。
公式LINEは、“濃いのに重すぎない”場所
LINEって、毎日長文を読む場所ではないですよね。
でも、気になったときに開ける。
必要な情報にすぐ触れられる。
質問や要望も送りやすい。
つまり、深くつながれるのに、重たすぎない。
僕が作りたかったのは、まさにこの距離感でした。
SNSほど流れない。
でも、会員制コミュニティほどハードルも高くない。
音声配信やNoteの先にあって、もっと近くでつながれる場所。
それが、今回の公式LINEです。
このLINEでやりたい3つのこと
1. 1週間の発信を、まとめて届けること
僕は毎日、音声配信やNoteで発信しています。
でも、正直、毎日追うのは大変です。
仕事がある。
家事がある。
子育てがある。
自分の生活もある。
みんな忙しい。
だからこのLINEでは、週に1回のペースで、過去1週間の配信やNoteの内容をまとめてお届けします。
全部を追わなくても、今週どんな話をしていたかがわかる。
気になったテーマだけ、あとから深く読める。
そんな入口にしたいと思っています。
毎日追いかける場所ではなく、
全体像をつかむ場所。
まずはそこを目指しています。
2. 牛乳や酪農の質問を、もっと気軽に受け取ること
LINEから応募フォームを通じて、質問を送れるようにしています。
牛乳のこと。
酪農のこと。
牧場のこと。
食育のこと。
子どもの食のこと。
現場のリアルな疑問。
なんでも大歓迎です。
むしろ、「こんなこと聞いていいのかな」と思うような素朴な疑問ほど嬉しいです。
なぜなら、酪農や牛乳の世界は、知らないことが多いのが当たり前だからです。
知らないままだと、関心は育ちません。
でも、ひとつ質問して、ひとつ知ると、一気に世界の見え方が変わることがあります。
たとえば、
牛乳って本当に体にいいの?
牛って毎日どんなふうに暮らしてるの?
酪農家って何が一番大変なの?
牛乳の値段ってどうやって決まってるの?
こういう問いは、全部、入口です。
その入口をもっとたくさん作りたい。
そして、いただいた質問には、音声配信やNoteでもしっかり答えていきたい。
それが、このLINEの大事な役割です。
3. みなさんと一緒に、活動そのものを育てること
僕は、このLINEを単なる告知ツールにしたいわけではありません。
新着情報を流すだけ。
リンクを貼るだけ。
数字だけを追うだけ。
それなら、少しもったいない。
僕が本当にやりたいのは、みなさんの意見や要望が、実際に川上牧場の発信や活動に反映されていく状態を作ることです。
こういう話をもっと聞きたい。
子ども向けにこんな発信がほしい。
こういう体験があったら参加したい。
牛乳のこんな魅力をもっと知りたい。
そんな声が集まり、少しずつ形になっていく。
そうなれば、このLINEはただの連絡手段ではなく、
酪農や牛乳の裾野を一緒に広げていく場所になります。
僕ひとりで発信するのではなく、
みなさんと一緒に、次の発信や活動を育てていく。
そんな場所にしたいと思っています。
酪農や牛乳に興味がない人にこそ、届けたい
ここで、あえて言いたいことがあります。
僕はこのLINEを、
「もともと酪農が大好きな人だけの場所」
にしたいわけではありません。
むしろ逆です。
今はまだそこまで興味がない人。
牛乳を毎日飲んでいるわけではない人。
酪農のニュースを追っているわけではない人。
そんな人でも、川上牧場をきっかけに、
「牛乳って面白いかも」
「酪農って思っていたより身近かも」
「食べることって、ちゃんと現場とつながってるんだな」
と感じてもらえたら嬉しいんです。
興味は、最初から大きくなくていい。
ほんの少しでいいんです。
「へえ、そうなんだ」
この一歩があるだけで、その先が変わります。
スーパーで牛乳を見る目が変わるかもしれない。
子どもとの会話が変わるかもしれない。
食文化への関心が深まるかもしれない。
そういう小さな変化の積み重ねが、結果として酪農の裾野を広げていく。
僕は本気でそう思っています。
次世代の子どもたちに、より良い食文化を残したい
僕がこの活動を続ける理由のひとつに、
次の世代に何を残せるか
という思いがあります。
牛乳や酪農は、ただの産業ではありません。
食卓につながっている。
健康につながっている。
地域につながっている。
命の循環につながっている。
そして何より、子どもたちの未来の食文化につながっています。
食べ物の選択肢があること。
多様な文化があること。
作る人の顔が見えること。
現場を知れること。
こうしたことは、実は当たり前ではありません。
だからこそ今のうちに、牛乳や酪農を少しでも身近に感じる人を増やしていきたい。
「知らない世界」ではなく、「自分ともつながっている世界」だと思ってもらいたい。
この公式LINEは、そのための小さな入口です。
でも、小さな入口って、侮れないんですよね。
入口があるだけで、人は入ってこられる。
入口がないと、どれだけいい話をしていても、たどり着けない。
だから僕は、ちゃんと入口を作ることにしました。
まずは、気軽に登録してください
そんなわけで、川上牧場の公式LINEを始めました。
週に1回、
1週間の発信をまとめてお届けします。
質問フォームから、
牛乳や酪農の疑問も送れます。
そして、みなさんの声をもとに、
これからの発信や活動を少しずつ育てていけたらと思っています。
大げさに言えば、これは単にLINEを始めたという話ではありません。
「一緒に育てる入口」を作った
という話です。
酪農や牛乳に詳しい方も。
まだそこまで知らない方も。
なんとなく気になっている方も。
ぜひ、気軽に登録してみてください。
ここから、牛乳や酪農の見え方が少し変わるかもしれません。
そしてその変化が、より多くの人へ、より良い食文化へ、次世代の子どもたちへとつながっていったら嬉しいです。
みなさんと一緒に、この活動を育てていけたらと思います。
迷っている方へ。
このLINEは、毎日読む必要はありません。
週に1回、
「今週の酪農と牛乳の話」が
サクッとわかるだけです。
このLINEは、たくさん通知を送る場所ではありません。
週1回、川上牧場の発信や牛乳・酪農の見え方が少し変わる内容をお届けします。
気になる方だけ、下から登録してください。
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lin.ee