Voicyに乗っかってオススメ音声配信を紹介

2025-12-02 配信|川上牧場 酪農データバンク

配信の全文

2025年も、酪農の仕事をしながら耳で学び続けた一年でした。

牛舎での作業は一日中動き続けるものの、手と体は動いていても耳と頭は自由に使える。

この「ながら学習」の相性の良さが、酪農と音声配信の組み合わせにはぴったりです。

そして今年も、Voicyが開催している

「#私にとってのVoicy2025」

という企画に乗っかって、私が“本当に聴いてよかった音声配信”をまとめて紹介したいと思います。

経済・ビジネス・歴史・仏教・子育て・人生観――。

ジャンルはバラバラですが、どれも「働きながら聴ける学び」として価値の高いものばかり。

酪農という閉じた現場にいながら、世界はこんなにも広がるのか、と何度も感じさせてくれた番組です。

今日は、そんな一年の「耳の旅」を一緒に振り返っていただけたら嬉しいです。

■ 2025年、私を支えてくれた音声配信たち(時系列で紹介)

ここからは、私が今年特によく聴いた音声配信を、

“今年出会って心を動かされた順”にまとめました。

どれも仕事中に聴いて、その場でメモを取りたくなるような配信ばかりです。

■ ① 木下斉さんのVoicy

「今更聞けないインフレ社会って何?!【2/2】」

(インフレ脳を持つと世の中の見え方が変わる)

今年の前半、私が最も“思考の土台を揺らされた”配信でした。

木下さんのVoicyは、とにかく経済の話を「実生活レベル」にまで落とし込んでくれるのが特徴です。

特にこの回は、デフレ脳で物事を考える癖がいかに日本人に根強いか、農業や酪農にもその影響があるかを痛感しました。

酪農家の平均年齢は58歳。

多くの農家が“デフレを生き抜いた感覚”を持ったまま、今のインフレ時代を迎えています。

だから値上げに対して無意識にブレーキがかかる。

この回は、

「時代が変わったのに、思考が変われていない」

ということを分かりやすく教えてくれました。

私自身、材料費や機械代が上がっているのに、

『値上げは悪だ』

という感覚をどこかで引きずっていたと気付かされた回でもあります。

■ ② 西野亮廣さんのVoicy

「事業投資型クラウドファンディングという提案」

クラファンは寄付型・リターン型しか知らなかった私にとって、

“投資型”という視点は衝撃でした。

西野さんが実際にどのように取り組み、

どう資金の流れを透明化し、

投資した人がどんな立場で参加できるのか――

これをとてもクリアに説明してくれています。

酪農こそ本来、「未来の生産物に投資してもらう」というモデルと相性がいいはず。

この回を聴いて、

「農業にも事業投資型クラファンの考え方を応用できるのでは?」

と強く思うようになりました。

オンラインで食やものづくりに関わりたい人が増えている今、

酪農ももっと“開いていく”道があると気付かせてくれた一回です。

■ ③ コテンラジオ

「科学技術の歴史編 #58-1」

〜先人が遺した叡智のギフト〜

コテンラジオは長年聴いていますが、

科学技術編は特に“刺さった”シリーズでした。

農業というのは、一見「昔ながら」の世界に見えますが、

実は進化の歴史そのものです。

・灌漑技術

・家畜化

・肥料

・品種改良

・気候変動への適応

すべてが科学技術の積み重ね。

それを“人類史のスケール”で語ってくれるコテンラジオは、

酪農家の視野を一気に広げてくれます。

特に農業に関する部分は、

「先人の工夫があったから今の酪農がある」

としみじみ感じられた、最高の神回でした。

■ ④ 深井龍之介 × けんすうの「まぼろし会議」

この番組は「すごく変な人同士の会話」を聴いているようで、

いい意味で“人間らしさ”に安心できる配信です。

私自身もSNSを長く使っていますが、

ときどき

「なんでこんなことで意見がぶつかるんだろう」

と思う瞬間があります。

この番組を聴いて、

“SNSで深い議論をするのはやめよう”

と決めました。

人はそれぞれ認知が違う。価値観も違う。

だからX(旧Twitter)での議論を減らし、音声配信のほうにシフトしました。

「変人は自分だけじゃない」

と自然に思える、温度のある番組です。

■ ⑤ 横山瑞法の「別に危なくない法話」

「僧侶が教える究極のタイパ術」

酪農の仕事は単純作業も多いのですが、

それゆえ「考えごとに沈む時間」も多くなります。

そんなときに心を整えてくれるのが、この番組です。

特にこのタイパ術の回は、

仏教の思想をベースにしながら、

「時間をどう生きるか」

を深く考えさせてくれます。

生産性の本を何冊読んでも腑に落ちなかった部分が、

この回で一気に整理されたような感覚でした。

仏教は“自分の欲望や執着”を見つめる思想ですが、

酪農もまた自然や命と向き合う仕事。

相性がいいのかもしれません。

■ ⑥ Mama Cafeラジオ

「子どもの食育で屠殺を見せるレストランに誘われたが…」

これは個人的にも忘れられない回です。

酪農家として「命をいただく意味」を日々考えている身として、

思わずコメントを送ったところ、取り上げていただきました。

「食育」とは何か?

子どもに“どこまで”伝えるべきなのか?

そして「親としての心の準備」も含めてどう考えるべきか?

酪農家だからこそ語れる視点と、

Mama Cafeの丁寧な視点が交わって、

とても深い学びになりました。

子育てについても、ここから多くのヒントをもらっています。

■ 音声配信は、酪農と最高に相性がいい

酪農の現場は、毎日牛舎と家の往復が中心。

華やかな世界ではありませんし、外に出る機会も多くありません。

しかし音声配信は、

「動けない仕事でも、世界を広げてくれる」

という強さがあります。

・経済を学び

・科学の歴史に感動し

・新しいビジネスモデルを知り

・SNSの距離感を見直し

・仏教で心を整え

・子育ての指針をもらい

・他人の人生に触れ

・そして自分の価値観を磨いていく

酪農家は自由度の高い仕事ではありませんが、

だからこそ「耳の自由」はとても大切です。

音声配信は、私の人生そのものを助けてくれています。

■ 終わりに:インプットは、発信に返していく

今年、これだけの音声配信に触れ続けてわかったのは、

「良質なインプットは、必ずアウトプットの質を変える」

ということです。

酪農家としての仕事だけでなく、

発信者としての自分にも、大きな影響を与えてくれました。

来年もまた、

牛舎で搾乳しながら

子牛の哺乳をしながら、

堆肥を運びながら――

たくさんの人の声を聴いていこうと思います。

そして学んだことは、

このNoteや音声配信で、

しっかり皆さんに還元していきます。

あなたのおすすめの音声配信も、よければぜひ教えてください。

来年はそれも聴きながら、また一年耳で旅をしたいと思っています。

それでは、今日も牛乳で乾杯。

読んでいただきありがとうございました。

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