コメントから考えるアニマルウェルフェア|分娩直後につながれている理由

2026-02-08 配信|川上牧場 酪農データバンク

#アニマルウェルフェア #分娩 #初乳 #つなぎ牛舎 #消費者との対話

要約

分娩の監視カメラ映像をSNSに上げたところ「生まれてすぐつながれているのはアニマルウェルフェア的にどうか」というコメントが届き、それに丁寧に答えた回。つなぐ=かわいそうとは限らない。分娩直後は母牛に子牛を舐めさせることで初乳の吸収率を上げ、母牛の子宮回復を促し、子牛の呼吸を安定させる一方、興奮した母牛が子牛を踏む事故のリスクもある。見た目の優しさではなく、結果として苦痛や事故が少ないかで判断すべきだと語り、日本のAW基準と欧州発の認証制度の背景の違いにも踏み込む。

要点

  • 分娩直後の短時間の繋留は、初乳の確実な摂取・母牛の子宮回復・子牛の呼吸安定のためのリスク低減の介入であり、管理を楽にするためではない。
  • 自由に動けること=安全ではない。興奮した母牛が子牛を踏む、舐めが弱く初乳が遅れる、子牛が不用意に動いて事故に遭うリスクが現場にはある。
  • 日本の酪農は国内で定められた産業動物のアニマルウェルフェア基準を前提に運営されている。
  • アニマルウェルフェアに唯一の正解はなく、その牛ごと・その瞬間ごとに最もリスクの低い選択を毎回考えることが大切。
  • 欧州発のAW認証制度には自国の乳製品輸出を有利にする背景もあり、そのまま日本に当てはめて優劣を語るべきではないという見方を示す。
  • AWを進める最大の力は、頑張る農家の商品に消費者がお金を払うこと。日本はまだAW商品を選べる売り場が育っていない。

こんな質問に答えています

生まれたばかりの子牛をつなぐのはかわいそうではないですか?
つなぐこと=ウェルフェアが低いとは必ずしも言えないと答えています。分娩直後に母牛にしっかり舐めさせることで初乳の吸収率を上げ、母牛の子宮回復や子牛の自律呼吸の安定につながります。興奮した母牛が子牛を踏む事故を防ぐ意味もあり、母子双方のリスクを下げる短時間の介入だと説明しています。
つなぎ牛舎は世界的には良くないとされていませんか?
世界のAWの認識では牛の拘束は好ましくないとされていることを認めたうえで、島根県出雲市という土地の制約と60年の歴史的背景を総合的に考えてこの飼養スタイルを取っていると説明します。欧州の認証制度には輸出を有利にする背景もあり、そのルールで日本の農産物を劣っていると断じる圧力には疑問を呈しています。
消費者はアニマルウェルフェアにどう関われますか?
AWに取り組む農家を直接応援し、高付加価値の商品にお金を払い続けることが一番の後押しだと語ります。農家だけが頑張って商品を作っても「高いから買わない」と言われれば進まないため、消費者の行動がAW商品の普及を決めると訴えています。

配信の全文

今日も皆様一日お疲れ

こちらは、島根県出雲市にある小さな牧場から配信しています。

スーパーやコンビニ、皆さんがいつでもどこでも買うことができる牛乳。

牛乳、普段飲んでいる牛乳の魅力や楽能の魅力を楽能家がお話しする放送となっております。

牧場の日常や牛の鳴き声を聞きながら、お手元に牛乳、ホットミルクを準備して聞いていただくと、より美味しい牛乳を味わうことができると思います。

牛乳飲む?牧場配信始まりです。

はい、おはようございます。

今日が2月の9日の月曜日でございます。

はい、今日の天気はですね、昨日はものすごい一日中雪降っておりましたけども、最高気温7℃ということで一気に雪解けるんじゃないかなと思いますけどね。

道路はまだ雪積もっておりますけども、昨日は寒かったですね、めちゃめちゃね。

今日はそんな天気でございます。

今日のお仕事はですね、一応モミガラを取りに来てほしいと言われているので、モミガラ取りに行かないといけないのと、種付けを頼まれたので種付けを一度行こうと思っているのと、

あと先週ね、スキマバイトのタイミンさんと紹介サポーター契約みたいなのをさせていただいたんですけど、またそれもの次の動きがちょっと出てきておりますので、お昼からタイミンさんと打ち合わせがありますので、

それのミーティングをね、やっていこうかなと思います。週の初めですけどもバタバタしたね、そんな予定が入っております。そんなお仕事をやっていこうかなと思っております。

今日の配信はですね、おとついですか、文弁した牛さんのですね、監視カメラで撮ってた、文弁監視カメラで撮っていたやつをインスタグラムとTikTokのストーリーズに上げましたら、ストーリーズの方からコメントが来ておりまして、そちらの質問にお答えしていこうかなと思いますけれども、

はい、あの子牛と親牛をつなぎっぱなしにしているのがアニマルウェルエフェア的にはどうなんですかみたいなコメントがあったんで、ここら辺をね、ちょっと丁寧にお答えしてできたらいいなと思っております。

今日も10分15分くらいの配信していこうと思いますので、牛乳を飲みながらですね、最後まで聞いていただけたらと思います。よろしくお願いします。

はい、では今日もですね、皆さんと一緒に牛乳で乾杯していこうと思いますけれども、はい、もう今年の寒期これで終わるじゃないですか、どうですか、わかんないですけども、はい、あのね、水不足で困ってた地域もあって、これだけ雪が降れば水不足も解消されるみたいな困ってた地域は本当にありがたいなというところじゃないかなと思いますけども、

水もしもね、本当に雪そんな降ってなかったんで今季はね、はい、まあドカッと降ってこれで水不足の解消になるんじゃないかなと思いますけども、はい、まあでも嫌ですね、作業が遅れるんで、はい、もう春ももうすぐじゃないかなとは思ったりしますけども、はい、そんな感じでございます。

皆さんもはい、あの寒いんでね、まだまだ寒いので牛乳温めていただけたら嬉しいかなと思いますけども、その温めてる間にですね、ちょっとお知らせをさせていただきたいなと思います。

えー、川上牧場noteというですね、ブログとか記事を書いたりするアプリをやっております。

毎日配信しておりますこの音声配信をですね、文字起こしして再構成したものをね、毎日アップしておりますので、ぜひまだログインしてないよ、アカウント登録してないよという方はですね、noteのアカウント登録ね、していただけたら嬉しいなと思います。

このメンバーシップというものをね、やっておりまして、noteのメンバーシップというものをやっておりまして、あのー、記事がね、面白いとか、もっとより知りたいとかいう方はですね、ぜひあのメンバーシップに入っていただいて、月牛乳2本分でね、なんとこんなにお安い、はい、価格設定で楽能化を継続的に応援できるそんなシステムを作っておりますので、ぜひこちらね、皆さん、メンバーシップも検討していただけたらと思います。よろしくお願いします。

あとインスタグラムの方でやっております、ハッシュタグ未来の牛乳と称しまして、皆さんのこんな牛乳あったらいいな、こんな牛製品食べてみたいなというものをですね、デジタルアートにして販売しております。

こちらのデジタルアートの売上げは、川上が子供食堂に牛乳を支援したりだとか、小中高の食育活動に参加した際の活動費に当てさせていただこうと思っておりますので、ぜひ皆さんご支援よろしくお願いします。

皆さんのご支援が子供たちの未来の牛乳を作っていくというそんな特別なデジタルアート体験となっておりますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

概要欄のほうにリンクつけておりますので、概要欄のほうもしっかり見ていただけたらと思います。よろしくお願いします。

はい、ということで、今日も皆さんと一緒に牛乳で乾杯していこうと思います。乾杯!いただきます。

今日も牛乳飲んでいただいてありがとうございます。

昨日、ウォーターカップの修理をして水が増えたというのを皆さんにお伝えしました。ライブで牧場配信ですからお伝えしましたけど、入量が増えております。ありがとうございます。

1キロぐらいは増えてますね。水が一番牛の餌の中で比率が高いですからね。水が良くなると牛の調子も、入量も出るということでありがとうございます。

今まで本当に何だったんだと思って早く工事来てくれたら、もっと僕の生活は楽だったろうと思いながら。

でもここからですから、もっと良い牛乳を作っていこうと思います。よろしくお願いします。皆さんしっかり飲んでいただけたらと思います。

はい、ということで今日はですね、インスタグラムの方に来ましたコメントお便りをね、質問ですかね、お答えしていこうと思います。

一応内容が内容だけに、ちょっと匿名さんとさせていただきます。アカウントも鍵垢でしたので、メッセージだけ読ませていただこうかなと思います。

少々お待ちください。

昨日、一昨日ですか、小牛が生まれた動画をですね、ストーリーズに上げて、こちらのコメントが来ております。

初めまして、生まれてすぐに繋がれていますが、アニマルウェルフェアについてはどうお考えですか?というコメントが来ております。ありがとうございます。

はい、こちらね、アニマルウェルフェア、やっぱ牛が繋がれたままになっていると、動物福祉としてはあまり良くないとされておりますね、世の中ではね。

はい、ですけれども、この理由がありますので、こちらの理由をしっかりお答えしてですね。

で、このアニマルウェルフェアって言葉、多分いろんな方が知っている方はね、知っているのかなと思いますけど、動物福祉。

こちらですね、日本で今やっている日本のアニマルウェルフェアの考えとか、認証制度とかもあったりしますけども、

こちらを一応、尊守した形で楽の経営をしておりますので、ぜひここら辺もですね、しっかり理解していただいて、

いただけたら嬉しいなと思いますので、ちょっとまとめてきましたので、こちら読んでいこうかなと思います。

はい、アニマルウェルフェアについてどうお考えですか?という質問、とても大切で、真っ当な疑問だと思います。

関心を持って見てくださっていること自体、すごく嬉しいです。

なぜ、分娩直後に孔子を繋いでいるのか?というところ、まず前提として、

繋ぐイコール可哀想、自由にさせないイコールウェルフェアが低いとは、必ずしも言い切れません。

川上牧場では、分娩直後に親牛に舐めさせることでですね、いろいろ目的があるということですね。

母牛に孔子をしっかり舐めさせることで、孔子の初乳の吸収率を上げたりとかですね、

母牛の子宮の回復や収縮を促したりとか、あとは孔子の自律呼吸を安定させるという効果もあります。

これができるとですね、しっかりその後、初乳をしっかり飲む確率を上げるというところがあったりします。

これ管理を楽にするためではなく、母牛と孔子両方のリスクを下げるための短時間の介入ということになります。

質問にありました、自由イコール安全とは限らない現実があります。

コメントの中でも、母牛も孔子も自由に動けるようにしてあげてほしいという返信が来ていたんですけども、

こういうお気持ちもいただいております。この気持ちも本当によくわかります。

ただ現場ではですね、こんなリスクもあります。

興奮した母牛が孔子を踏んでしまう、あとはどついたりとかですね、攻撃したりする場合もあります。

なめる行動が弱く、初乳接種が遅れる。孔子が不要意に動いて事故に遭う。

自由に動けることが必ずしもウェルフェアが高いとは限らないということです。

これが現場に立っていると見えてくる現実です。

日本のアニマルウェルフェアの考え方をお話ししています。

もう一つ大事な点があり、日本の落農は日本で定められている産業動物のアニマルウェルフェア基準を前提に使用されています。

つまり科学的根拠、安全性、人と動物の双方のリスクの管理、そして日本の落農の背景というものをね、

配慮したものがこのアニマルウェルフェアの基準となっております。

これらを総合的に考えた上で私は判断しているということですね。

アニマルウェルフェアは見た目の優しさだけで評価するものではなく、

結果として苦痛や事故が少ないかがとても重要だと考えているということですね。

川上牧場では親牛が孔子を育てる場合もあります。短時間ですけどね。

状況に応じて人が介入する場合もあります。

どちらが一方正解という考えは持っていません。

大切なのはその牛ごとにとってですね、その瞬間に何が一番リスクが低いかを毎回考えることです。

最後にアニマルウェルフェアは正解が一つある考え方ではありません。

だからこそ疑問を持つこと、そして対話をすること、現場を知ろうとすること、これ自体がとても大切だと思っています。

川上牧場では体験や研修の受け入れも行っております。

もし機会があれば是非文面の現場や牛たちの様子を実際に見て、そして感じてもらえたら嬉しいです。

コメントをくださった方本当にありがとうございました。

また質問がありましたらどんどんしていただけたらと思います。よろしくお願いします。

ということでお答えしていきました。

やっぱりショート動画とかリール動画を見られては一瞬の行動ですよ。

ですけど前後の切り抜きになってますんで流れが分からないところもあったりするので説明不足という点もありますけども

皆さんもその出てきたショート動画だけリール動画だけで判断するのではなく

平静に考えても見てもらえたら嬉しいなと思ったりするところでございます。

よく川上牧場をつなぎ牛舎といってですね昔ながらの親牛がずっとつながれた場所のままで

その場にいて立ったり座ったりして餌を食べたりとかですね生活をするような形

今の世界中で認識されているアニマルウェルフェアの認識ではですね

やっぱり牛を拘束させるっていうのはですねあまり良くないとされております。

ですけれども島根県出雲市というこの土地の製薬がある中で昔から飼われている川上牧場60年ぐらいで落納しておりますけれども

その歴史的背景がありますし後はその広い土地とか牛が歩き回れるような条件が揃っているっていうのを揃っていないというところをね

総合的に考えてこの使用スタイルをやっておりますので

ヨーロッパが考えたアニマルウェルフェアという認証制度

これがですねヨーロッパの牛乳製品をですね有利に輸出するために作られたという背景もあったりしますので

ヨーロッパのルールをですね日本に押し付けて日本の農産物は劣っているっていうねそういう圧力みたいなのもあったりしますので

ぜひねあのなんでしょうかね総合的に考えてもらって

なおかつ落納家はそのアニマルウェルフェアをもっともっとより良いものにしようという努力をね

し続けないといけないと思っておりますので

海外の方はですねそのアニマルウェルフェアの商品と普通の商品っていうのが売られていて

アニマルウェルフェアを大事にしたいという消費者がですねその商品を選べるような形になっているんですけど

日本はまだまだこれができていないっていうところもありますので

これができないのがその日本のアニマルウェルフェアをスピードがね

まだまだ世界から劣っているっていう形になっていると思うので

ぜひ消費者の皆さんアニマルウェルフェアを頑張っている農家さんにですね

応援してもらって直接支援していただいて

簡単に言うとですねお金を払っていただいたらアニマルウェルフェアの商品がどんどん出てくるというところになりますので

ぜひ川上牧場の農家からメンバーシップに加入していただいて

継続的に応援してもらえたら嬉しいなと思います

そうですよね実際に行動していただけないと

落農家だけやってくれって言って商品作りましたよって言っても

いや買いませんよそれは高いからって言われてしまったらですね

アニマルウェルフェアは進みませんから

まずはですね利息高い方がですね

高付加価値で商品を買ってですね支援応援して

し続けてくれたら嬉しいなと思いますので

ぜひよろしくお願いします

ということで今日はこんな感じで終わっていこうかなと思いますけれども

川上牧場初のキンドルモン落農未経験者のために絶賛発売中でございます

アニマルウェルフェアについてもですね

少し語っているところがありますので

ぜひ興味がある方はこちらの本を購入していただいて

キンドルモン購入していただいて

こちらでもですね川上牧場を支援することになります

応援することになりますのでね

ぜひ読んでいただけたらと思いますよろしくお願いします

あとですね昨日Xの方で投稿しました

3月6日に行われますAIセミナーですね

落農×AIの落農サミット

落農DXサミットin岡山ですね

こちらの投稿をね

Xの方とかインスタグラム

TikTokの方にね投稿しましたので

ぜひ見ていただいて興味がある方はですね

こちらから応募フォームからね

応募していただけたらと思います

もう残りあと数枠しかありません

はいですけれどもスポンサー枠

はいこちらはですね無限大で

誰でもいつも応募で買えますから

ぜひこちらも検討していただけたら

嬉しいなと思います

企業さんだけじゃなくて一般の方も

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ぜひこちらの方からよろしくお願いします

はいということでじゃあ今日はこんな感じで終わります

お仕事の方学校の方行ってらっしゃい

みんな牛乳飲んでねバイバーイ

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