牛は緑の草を食べてるのに、なぜ牛乳は白いの?
2026-02-27 配信|川上牧場 酪農データバンク
#牛乳が白い理由 #カゼイン #反芻 #クロロフィル #乳腺
要約
「牛は緑の草を食べているのに、なぜ牛乳は白く、フンやおしっこは緑じゃないの?」というYouTubeからの素朴な質問に川上牧場が答える回。牛乳の白さは草の色とは無関係で、カゼインというタンパク質と脂肪球が光を乱反射するために白く見える物理現象だと説明。草の緑(クロロフィル)は反芻とルーメン内の微生物発酵で分解され、牛乳には移行しない。フンが緑がかるのは未消化の植物色素や消化液の色のためで、乳牛ではほとんど見られない。尿は通常透明〜薄黄色。牛乳は草そのものではなく、血液中の栄養素から乳腺で再構成された栄養の塊だと結ぶ。
要点
- 牛乳が白いのは草の色と無関係で、カゼイン(タンパク質)と脂肪球が光を乱反射するために白く見える物理現象。
- 草の緑はクロロフィルという色素によるもので、牛が反芻し第一胃(ルーメン)の微生物が発酵・分解するため牛乳には移行しない。
- フンが緑がかって見えるのは未消化の植物色素や消化液の色が残るためで、乳牛ではほとんど見られない。
- 牛の尿は通常透明〜薄黄色で、ウロビリンなどの色素による黄色。緑色は通常の健康状態ではない。
- 牛乳は乳腺で、血液中の栄養素を材料に乳糖・乳脂肪・乳タンパクが合成されてできる。
- 牛乳は草がそのまま出たものではなく、牛の体内で再構成された栄養の塊である。
こんな質問に答えています
- 牛は緑の草を食べているのに、なぜ牛乳は白いのですか?
- 牛乳の白さは草の色とは関係なく、カゼインというタンパク質と脂肪球が光を乱反射するために白く見える物理現象です。草の緑の色素クロロフィルはそのまま牛乳に移るわけではありません。
- 草の緑色は牛の体内でどうなるのですか?
- 牛は反芻動物で、第一胃(ルーメン)の微生物が草を分解・発酵させて栄養に変えます。この消化の過程でクロロフィルは分解され、色は失われます。だから牛乳に緑は残りません。
- フンやおしっこが緑に見えるのはなぜですか?
- フンが緑がかるのは未消化の植物色素や消化液の色が混ざるためで、草の質や消化状態で変わります。乳牛ではほとんど見られません。尿は通常透明〜薄黄色で、緑になるのは健康な状態ではありません。
配信の全文
今日も皆様一日お疲れ。お酒じゃなくてミルクワインかが、あなたの耳に少しだけお邪魔します。
こちらは島根県出雲市にある小さな牧場から配信しています。
スーパーやコンビニ、皆さんがいつでもどこでも買うことができる牛乳。
普段飲んでいる牛乳の魅力や、楽能の魅力を楽能家がお話しする放送となっております。
牧場の日常や牛の鳴き声を聞きながら、お手元に牛乳、ホットミルクを準備して聞いていただくと、より美味しい牛乳を味わうことができると思います。
牛乳飲む?牧場配信始まんで。
はい、おはようございます。今日が2月の28日の土曜日でございます。今日の天気は雨のち曇りというような天気で最高気温11度。また気温がぐっと下がりましたね。ちょっとパラパラしておりまして、暑くなったり寒くなったり、皆さんまた体調のほうどうでしょうか。
今日のお仕事は、毎週土曜日ということで育成車を掃除して、後は牛の井戸をねやろうかなと思ってますんで、勧誘(乾乳)にしなきゃいけない牛を勧誘にして、あとは牛群検定のね、3月にもうちょっとになるんで、前半に牛群検定ある、それの書類とかを作っていこうかなというようなところでございます。
今日の配信は、またリスナーさんから質問が来ましたんでねこちらをお答えしていこうと思いますけども、牛さんが食べる草、これで緑色、草といえば銀鳥色(緑色)ですよね。なんで牛さんのうんちやおしっこは緑色じゃないのかというね素朴な疑問が来ておりますので、こちらをお伝えしていこうかなと思います。
今日も10分15分ぐらいの配信していこうと思いますので、牛乳を飲みながらですね最後まで聞いていただけたらと思います。よろしくお願いしまーす。
はいでは今日も皆さんと一緒に牛乳で乾杯していこうと思いますけれども、その前にちょっとお知らせをしていこうかなと。川上牧場ノートというブログとか記事を書いたりするアプリをやっております。毎日配信しておりますこの音声配信を目どこ(文字起こし)して再構成したものをノートで毎日上げておりますので、ぜひ皆さんアカウント登録してログインして読んでいただけたらと思います。月額なんと牛乳日本分(2本分)という格安価格でメンバーシップできますので、メンバーシップ入って継続的に楽能応援していくというそんな形がもっと広がればいいなと思ってます。
あとインスタグラムの方でやっておりますハッシュタグ未来の牛乳と称しまして、皆さんのこんな牛乳あったらいいな、こんな牛製品食べてみたいなというものを、デジタルアートにして販売しております。こちらのデジタルアートの売り上げは川上が子供食堂に牛乳を支援したりだとか、小中高の食育活動に参加した際の活動品を味させていただこうと思っております。
未来の牛乳の方ね、今年もですね令和8年度の中学生の職場体験受け入れできますかっていうのが来ておりまして、今年はまた制度が何か変わって、市内の中学生が、どこでも市内だったらどこでも行けるみたいな形になったみたいで、もう川上牧場に行きたいという声がいっぱい上がってるみたいでありがたいですね。インターンシップで農業部門とか、あとは動物関係でとか、やはり少ないのでそこら辺で活躍できてるとかお手伝いできてるのかなと思いながら、こういうのもぜひ無償でボランティア感覚でやっておりますけれども、ここらへん長続きしませんのでぜひ皆さんのご支援いただきながら活動継続的にできたらいいなと思っております。
はいではでは今日も皆さんと一緒に牛乳で乾杯していこうと思います。カンパーイ、いただきまーす。
今日も牛乳飲んでいただいてありがとうございます。
では今日もですね皆さんの質問コメントをお答えするお便りのコーナーやっていこうかなと思います。各配信アプリ、SNSに来た質問コメントをお答えするコーナーとなっております。今日の質問はですねyoutubeの方に来ました、youtubeネームなべるみさんからの質問でございます。いつもありがとうございます。
では読んでいきます質問です。基本的な質問でしょうか。牛さんは薄い緑の干草を食べていますがなぜミルクは緑色にならないのでしょうか。真っ白い牛乳はどこの工程で作られるのですか。フンが緑ですよね。おしっこも緑なのでしょうか、教えてくださいという質問が来ております。ありがとうございます。
はい、そうですね牛乳がなぜ白いのか、まあここらへんはですねもうインターネットで検索すればすぐ出てくるもので、さっと答えれるかなと思いますけど、牛のうんちまあ緑っぽい部分もあったりしますけど、乳牛はまたその牧草と配合資料とのこの比率がちょっと違うので、まあ和牛の方、黒毛和牛の方はちょっと緑っぽい部分のところもあったりしますけれども。まあ片つむり(カタツムリ)ではないので牛さんは食べたものそのまま色が出るっていうのは人間もそうですけどね、哺乳類は。でもウサギとか緑か、ちょっとこれウサギの消化構造はちょっと知らないけれども、まあでも牛のことはちょっとお答えできると思いますので答えていこうかなと思います。
今日はとても面白い質問が来ております。牛は緑の草を食べているのになぜミルクは緑にならないの。白い牛乳はどこで作られているの。フンが緑なのはなぜ。おしっこも緑なの、というこちら順番に説明していこうかと思います。
まずなぜ牛乳は白いのかというところですね。牛乳が白いのは草の色とは関係ありません。牛乳の白さの主な原因はカゼインというタンパク質です。あとは脂肪球ですね。ミルクの脂肪の粒です。これらが光を乱反射するために白く見えます。これは物理現象です。草の色素クロロフィルがそのまま地地に移動しているわけではありません。鏡とかを太陽から反射してなんか地面とかに向けると光が反射しろっぽく見えるじゃないですか。あれは光がこう白ではないのに白っぽく見える、これ光が乱反射しているからなんですよね。牛乳もですね、光をこのカゼインとか脂肪球が乱反射させて白っぽく見えるということなんで、そういう感じですね。
じゃあ見え草(草)の緑はどうなるのかというところをお話ししていきます。草が緑なのはクロロフィルという色素のためです。牛は半数動物(反芻動物)なので草を食べて第一のルーメンで微生物が分解して、で発行(発酵)して栄養に変換するという消化の流れになります。クロロフィルは消化過程で分解されそのまま牛乳に移行することは基本的にはありません。つまり草の色は消化の段階で失われるということです。
じゃあなぜフンはちょっと緑っぽいのかというと、これいい質問でいい観察してませんということですね。牛のフンがちょっと緑っぽく見える理由は、未消化の植物色素、さっきのクロロフィルですね、あとは単純色素消化液の色、単獣の色が混ざるためです。完全にクロロフィルがそのまま出ているわけではありませんが植物由来成分が残るため緑から黄緑色にみえることがありますと。草の質や消化状態によって色は変わりますということですね。乳牛ではほとんどないんじゃないかなというところですね。
おしっこは緑なのかというと、通常牛の尿は透明から薄黄色です。人と同じくウロビリンなどの色素による黄色です。緑色になるのは通常の状態ではありません。もし緑に見える場合は光の加減やあと混入物、健康状態の異常など別の要因が考えられます。健康な牛の尿が常に緑ということはありません。
では白い牛乳はどこで作られているのかというところもお話ししていきます。牛乳は乳腺、お乳の中で作られていきます。血液中の栄養素を材料にして乳糖や乳脂肪乳タンパクが合成されていきます。つまり牛乳は草がそのまま出ているのではなく、牛の体内で再構成された栄養の塊です。
はいではまとめますと、牛乳の白さはカゼインと脂肪球による光の乱反射が行っております。草の緑の色素は消化で分解されます。フンが緑なのは植物成分と単獣の影響ですと。尿は通常は黄色の色をしていると。そして牛乳は乳腺で合成されているということですね。牛は草をそのままミルクにしているわけではありません。草から微生物が発行(発酵)して栄養に変換してそれが血液に言って血液が乳腺にことによって牛乳ができると、乳腺で合成されるというとても複雑なプロセスを辿っています。だからミルクは白いということですね。
今日質問いただきましたyoutubeねラベルミさんの質問にお答えしてきました。ありがとうございます。
まあ牛の草、あのすごい青々とした緑だと美味しい草に見えるじゃないですか。皆さんもほうれん草とかすごい緑っぽくなってるやつ美味しそうってなるかもしれないですけど、牛にとってはね小三対一層(硝酸態窒素)って言うね、あんまり牛に食べたらですね中毒症状が起こってしまうような、あんまり黒かの緑緑した草ってねちょっと楽のか(酪農家)としてはちょっとやりたくないなって思うんですね。色が抜けるって言うんですけど、ちょっとの黄色がかったようなああいう感じの方が栄養価が高かったりしますね。ですのでそういう餌が好みですね。
ここらへんあの素朴な疑問を送っていただいてまた調べることができまして、まあ事実は知ってはいましたけれども、詳しく知ることになってできましたので、こういう素朴な疑問で同士(どしどし)としていただけたら嬉しいなと思っておりますのでお気軽にコメント欄、各SNSのコメント欄やDMなどでいただけたら嬉しいなと思います。
はいということでじゃあ今日はこんな感じで終わっていこうかなと思いますけども、川上牧場初のキンドル本、楽の未経験者のために絶賛発売中でございます。キンドルアルミテッド(Kindle Unlimited)登録していただくと500万冊の読み放題というのはその中の一冊になっておりますのでぜひ皆さんこちら読んでみていただけたらと思います。昨日ね質問をしていただいた方も川上牧場のキンドル本買いましたとメッセージが来ておりまして、ありがとうございます。ちょうど初めてAIで作った書籍なので本当に読みにくい形になっていると思いますけども、そろそろ第2弾ね、AIも進化したことですし、ちょっと作っていってバイブコーディングで作っていきたいなぁとは思ったりする、図式とかイラストとかも簡単に作れるようになったんでそういうのを入れてちょっと作ってみたいなぁと思ってるんですけど、ちょっと時間がないので、皆さんがたくさんね第1弾を読んでいただけたら検討していきたいなと思います。
はいあとですね、昨日3月6日に行われます楽のDXサミットin岡山、こちらのスポンサーは5口購入してくださった方がおられます。ありがとうございます。スポンサー様いっぱいおられるんですけども学生さんの枠が一泊が入れません。ぜひ学生さん、聞いてる学生が本当に手厚いですから、参加費交通費ご支援しますからぜひ聞いてる方興味がある方は参加していただけたら嬉しいなと思います。川上牧場の、楽農家さんからの支援だったんですよ、めっちゃ嬉しいですね。楽農業界でこう若い方とかにどんどん支援していって、若い方が勉強できる場を作っていくっていうのを作っていきたいっていう強い思いがあってこういうシステムでやっているのを賛同していただける農家さんがいるとめっちゃ嬉しかったですね。どしどし楽農家さんからのスポンサーワーク(スポンサー)お待ちしておりますのでぜひ検討していただけたらと思います。
はいということでじゃあ今日はこんな感じで終わっていこうと思います。今日は土曜日ですけれどもお仕事の方学校の方行ってらっしゃい。みんな牛乳飲んでねばいばーい。
川上牧場ではリスナーの皆様からのお便り、ご感想を募集しております。皆さんのご意見が新しい楽能を作っていきます。
最後まで配信を聴いていただいてありがとうございます。次回の配信もぜひお楽しみに。