酪農の魅力ってなんですか?
2025-02-25 配信|川上牧場 酪農データバンク
この回の要旨
今回は、川上牧場に研修に来た酪農大学校の学生さんと一緒に、酪農の魅力について語りました。牛乳が私たちの食を支えていることと、牛を育てて改良していく楽しさ。この二つが伝わってくる回でしたね。
この回の要点
- 研修生は、SNSで魅力を広める川上牧場の取り組みに惹かれて研修を選んだ
- 牛乳や乳製品は、給食や日常に欠かせない大事な食品として語られた
- 国内の食料自給率は20〜30%ほどで、牛乳はほぼ海外飼料に依存していると紹介された
- 海外飼料がなくなった食卓の写真を例に、乳製品が食を豊かにする意味が語られた
- 自分の理想の牛を育てて改良していくことも、酪農の大きな楽しさとして挙げられた
配信の全文(podyの記事より)
研修初日、なぜ川上牧場を選んだのか
配信は「おはようございます」というあいさつから始まります。今日から中四国酪農大学校の学生さんが研修に来ていて、配信をしながら一緒に勉強していこう、という回です。
収録は6月20日、天気は曇り。梅雨入りしていて、暑さはなく涼しい日だったそうです。
川上さんは、研修生が毎日勉強する内容を、聴いている人にも知ってもらって一緒に学べたらいいな、と話します。そのうえで、なぜ川上牧場を選んだのかを研修生にたずねました。
研修生 SNSを使ってその魅力を広めていることを見まして、やっぱり最新の技術を取り入れているということで、それを学びに行きました。
この取り組みは、研修生の周りでも知られているようです。学校の先生や職員の方も知っていて、「録音しといたよ」といった声もあったといいます。
研修生 いろんな方々が聞いていて、そういう取り組みも最近大事だなと思っていて。SNSをうまく使って、どう若い次の世代につなげていくのか。
そう言われて、川上さんも嬉しいですね。そんなことを言われたりするとと素直に反応していました。
研修生はここから育っていく、これまでの卒業生たち
川上牧場に学生が来る流れには、地域のつながりもあるようです。出雲農林の学生が牧場に行き、その先輩たちにあたる人もたくさんいる、と川上さんは話します。
中四国酪農大学校からも、2年ほど前に学生さんが研修に来ていたそうです。
その卒業生たちは、今はそれぞれの現場で働いています。西部の大きい和牛の牧場に就職した子や、出雲の有名な牧場に従業員として入った子もいるといいます。
名前は出さないけれど、みんなちゃんとやっている。そんな話に、研修生も「そうなんですよ」とうなずいていました。
この配信は久しぶりだそうで、川上牧場はいくつかのアプリで配信をしています。
・TikTok LIVEで動画をながしながら配信
・SPOONというアプリでも配信
・StandFMという配信アプリでも配信
過去の配信も聴いて勉強してもらえたら嬉しい、と川上さんは呼びかけます。聴いている人からの質問も、コメント欄でどんどん受け付けているそうです。
酪農の魅力ってなんですか?研修生が感じる「欠かせない食品」
ここから本題です。研修生が今日いちばん聞きたかったのが「川上さんが考える酪農の魅力」でした。
川上さんはまず、研修生自身がどこを面白いと感じているのかを聞き返します。
研修生 やっぱり日常で欠かせない食品で、ヨーグルトやアイスや乳製品であったり、牛乳だったり、毎日の給食などで幅広く使われる大事な食料で。
研修生は、飼料が高騰したり需要が増えてきたりする中でも、こうした欠かせない食品を作っていくことに意味を感じている、と続けます。
研修生 日常で欠かせない食品はやっぱり生産していく、求められる需給が高いので、そこがよく魅力なので。
体づくりにも大事な食品だから、という言葉に、川上さんは研修生の熱意を受け止めます。「皆さんの食を支えていますよという強い意志がすごいですね」と応えていました。
牛乳がなくなった食卓を想像する、川上さんが語る大事さ
研修生の熱意を受けて、川上さんは食料自給率の話につなげます。農水省のホームページで見た内容が、印象に残っているそうです。
食料自給率 国内で消費される食料のうち、国内生産でまかなえている割合のことです。カロリーベースなどで示され、日本は主要先進国の中では低い水準にあります。
川上さんによると、国内の食料自給率は今20%から30%を少し過ぎたくらい。そして牛乳は、ほぼ海外の飼料に依存して作られていると言われています。
もし海外の飼料がすべてなくなったら、食卓はどうなるのか。農水省のホームページには、その様子を再現した写真があるといいます。
川上 それが全部なくなりましたってなった時の食品が写真で見られるんだけど、ひどいもんだよ。お米とさつまいもとみたいな、自給率が高いやつしか並ばない。
自給率の高いものしか並ばない食卓を見ると、牛乳や乳製品が食を豊かにしているという観点で、やっぱり大事なところだと感じる。川上さんはそう話します。
牛乳製品って食を豊かにしてるっていう観点で、やっぱ大事なところだなと思う。 ── 川上
牛を育てて改良する、酪農のもう一つの楽しさ
酪農の魅力は、食を支えることだけではありません。研修生は、牛そのものを育てる面白さにも触れます。
品評会に出るような、自分の好きな体型の牛を作っていく。そうした改良の楽しさが、酪農にはあるといいます。
研修生 好きなこの体型の牛を作るっていうのも、また改良とかもすごく楽しいですよね。
川上さんも「いいよね」と共感します。自分の理想とする牛を目指していくところに、酪農ならではの面白さがあるのですね。
川上 いや、そこも魅力ですよね。楽しいよねと思って。
食を支える使命感と、牛を育てる楽しさ。この二つが、川上さんと研修生が語る酪農の魅力でした。
まとめ
今回は、川上牧場に研修に来た酪農大学校の学生さんと一緒に、酪農の魅力について語りました。牛乳が私たちの食を支えていることと、牛を育てて改良していく楽しさ。この二つが伝わってくる回でしたね。
- 研修生は、SNSで魅力を広める川上牧場の取り組みに惹かれて研修を選んだ
- 牛乳や乳製品は、給食や日常に欠かせない大事な食品として語られた
- 国内の食料自給率は20〜30%ほどで、牛乳はほぼ海外飼料に依存していると紹介された
- 海外飼料がなくなった食卓の写真を例に、乳製品が食を豊かにする意味が語られた
- 自分の理想の牛を育てて改良していくことも、酪農の大きな楽しさとして挙げられた