農業×NFT!?バイト経験が資産になる新時代の挑戦
2025-02-16 配信|川上牧場 酪農データバンク
この回の要旨
今回は、農業バイトの経験をNFTで証明する新しいプロジェクトを中心に、牛乳の旬やおすすめの飲み方まで、島根の酪農家らしいゆるさで語られた回でした。
この回の要点
- 農業バイトの経験をNFTで証明する、メタグリ研究所と川上牧場の共同プロジェクトが始動
- NFTは働いた証を残し、就職や転職での経験のアピールに使える仕組み
- 求人でマッチングし、働いたあとに合言葉を入力するだけでNFTを受け取れる
- 牛乳の旬は2月で、乳脂肪や乳成分が良くおいしいとされる
- 焼酎や松葉樹林などお酒で割る飲み方も、川上さんのおすすめとして紹介された
配信の全文(podyの記事より)
晴れの日曜日、酪農家の休日と気になる勉強会の話
この日は2月16日の日曜日。天気は晴れで最高気温13度と、作業をしていると汗ばむくらいの暖かさだったそうです。梅の花や桜の開花予想の話題も出てきて、川上さんは春の気配を感じていました。
この日のお仕事は、酪農ヘルパーさんが来てくれる日ということで、ぼちぼち進める予定。車検に自家用車を持っていったり、図書館に本を返したりと、のんびりした休日になりそうと話されています。
酪農ヘルパー 酪農家が休みを取れるよう、代わりに牛の世話や搾乳をしてくれる人のこと。毎日休みなく続く酪農の負担をやわらげる役割があります。
さらに川上さんは、フードグループジャパンというコミュニティで開かれるセミナーに参加する予定だと紹介しました。テーマは「酪農・1次産業の未来を開く、衰退からの脱却」というものです。
川上 全然酪農業界、今衰退とか全然ないよっていう話をしたら、主催者の人がびっくりしてましたね。
川上さんは、牛乳には1万年ほどの歴史があり、その間に戦争や飢饉などいろいろあったことを引き合いに出しました。今の状況もそれと比べたら普通だ、という見方を伝えたそうです。
川上 やってる本人は大変なんですけど、そこまで一大事だみたいなことになる感じじゃないよって言ったら、ちょっと驚いてました。
このミーティングは酪農家や関係者、一般の消費者も交えて話し合う場だそうで、川上さんはこの日の夜19時に参加予定でした。共有できる部分があればまた放送で伝えたいと話しています。
SUZURIのセール、#未来の牛乳のNFT支援
牛乳で乾杯する前に、川上さんからいくつかお知らせがありました。まずはグッズ販売サイトのSUZURIで、スマホケースのセールが行われているとのこと。イラストレーターやデザイナーとコラボした作品が出ているそうです。
SUZURI(スズリ) 自分のイラストや写真をスマホケース、Tシャツなどのグッズにして販売できるサービス。クリエイターが手軽にオリジナルグッズを作れるのが特徴です。
もうひとつが、Instagramで展開している「#未来の牛乳」の取り組みです。「こんな牛乳あったらいいな」というアイデアをAIアートでNFTにして販売しているそうです。
このNFTの売上は、川上牧場が子ども食堂へ牛乳を支援したり、小中高の食育活動に参加した際の活動費に充てられるとのこと。支援がそのまま子どもたちの牛乳につながる仕組みになっています。
牛乳の旬は2月って知ってた?
お知らせのあと、牛乳で乾杯。ここで川上さんから、知っているようで知らない豆知識が飛び出しました。
川上 牛乳の旬って2月だって知ってました?うまい。
なぜ2月が旬なのか。牛は寒いのが得意で、暖かくなってくると餌を食べる量が増えていくのだそうです。春に向けて食べる量がぐっと増えることが関係しています。
そして2月ごろの牛乳は、乳脂肪や乳成分が良く、一番おいしいとされているとのこと。年中生産できる牛乳ですが、季節による味わいの違いがあるんですね。
農業バイトの経験をNFTで証明する新プロジェクト
この日のメインは、AIがまとめたニュースの紹介。日本農業新聞のウェブ版に載った「業界初 NFTで農業バイトの経験を証明」という記事が取り上げられました。
これは、川上さんが所属するメタグリ研究所と川上牧場が共同で始めた、NFTを活用した農業バイト支援プロジェクトです。今流行りの隙間バイトなどでの農業アルバイト経験を、NFTで証明するという仕組みです。
メタグリ研究所 農業とWeb3・NFTなどのテクノロジーを掛け合わせた取り組みを行うコミュニティ。川上さんも所属し、今回のプロジェクトを共同で立ち上げています。
日本の農業は人手不足と言われることが多い中で、農業のアルバイト経験をNFTとして証明し、就職や転職でも活用できることを狙った仕組みだと川上さんは説明しています。
そもそもNFTって何?酪農家なりの説明
「NFTって初めて聞く」という人向けに、川上さんは自分なりの言葉で説明を試みました。NFTはノンファンジブルトークンの略で、よく絵画にたとえられると紹介します。
たとえばゴッホのひまわりのような有名な絵は、ネットで検索すればいくらでも画像が出てきます。でも、そのアートが本物であることをどう証明するか、という問題があります。
川上 説明するの難しいな。まあみんな検索してみてください。NFTで検索してみてください。
川上さんは、その証明をブロックチェーンに刻んでいくのがNFTだと説明します。デジタルアートのイメージが強いですが、用途はそれだけではないそうです。
ブロックチェーン データを改ざんしにくい形で記録し続ける技術。取引の履歴が鎖のようにつながって残るため、「これは本物だ」という証明に使われます。
海外では免許証やマイナンバーカードをNFTにしていく取り組みもあると川上さんは触れました。今回はその応用として、農作業をした証をNFTで受け取れるようにしたわけです。
NFTってなに?
用語
NFT
ブロックチェーンでデジタルデータの所有権を証明する仕組み。唯一無二だと証明できる
用語
農業バイトNFT
「◯◯農場で◯◯時間働きました」という経験そのものを証明するNFT
働いた証がそのまま資産に。受け取り方はとても簡単
農業バイトNFTは、「私は◯◯農場で◯◯時間働きました」という証明になります。これを転職や履歴書に添えれば、雇う側も本当に経験者だと確認できて安心できる、というのがポイントです。
働いた人にとっても、どんな農場で働いたかをアピールしやすくなるメリットがあります。人手不足と経験の証明、両方の課題にアプローチしようという発想です。
受け取り方も、川上牧場の場合はとてもシンプル。タイミーやデイワークといった隙間バイトの求人でマッチングし、実際に働いたあとに川上さんから合言葉を聞く流れです。
その合言葉をNFTを発行するサイトで入力すると、NFTが手に入ります。特別な手続きはほとんどなく、働いた証がそのまま残せる仕組みになっています。
農業バイトNFTを受け取るまで
1
求人を出す
川上牧場がタイミーやデイワークで隙間バイトの求人を出す
2
マッチング
リスナーが応募し、川上牧場で実際に働く
3
合言葉を聞く
働いたあとに川上さんから特定の合言葉を教えてもらう
4
NFTを受け取る
発行サイトに合言葉を入力するとNFTが手に入る
春休みなど長期休みには祝日も多いので、近くの農業バイトを体験してみたい人は、ぜひこの仕組みを活用してほしいと川上さんは呼びかけています。
牛乳のおいしい飲み方、コメント欄でわいわい
ニュースのあとはコメント欄へ。牛乳の燻製やお酒割りなど、飲み方の話題で盛り上がりました。知り合いの酪農家さんは牛乳の焼酎割りを飲んでいたそうです。
川上 お酒で割っても、おいしく飲めるんじゃないかなと思います。
川上さんのおすすめは、松葉樹林という緑茶のお酒との牛乳割り。これはいくらでも飲めてしまうと話していました。
川上 私はこんな飲み方が好きですよみたいなも、ぜひぜひ教えていただけたら嬉しいなと思います。
最後は、SNSやポッドキャストのフォローのお願いで締めくくり。ポッドキャストは、いいねだけでなくフォローをしてもらうと上位に上がりやすいそうです。仕事や学校へ向かうリスナーへ、牛乳を飲んでねと声をかけて放送は終わりました。
まとめ
今回は、農業バイトの経験をNFTで証明する新しいプロジェクトを中心に、牛乳の旬やおすすめの飲み方まで、島根の酪農家らしいゆるさで語られた回でした。
- 農業バイトの経験をNFTで証明する、メタグリ研究所と川上牧場の共同プロジェクトが始動
- NFTは働いた証を残し、就職や転職での経験のアピールに使える仕組み
- 求人でマッチングし、働いたあとに合言葉を入力するだけでNFTを受け取れる
- 牛乳の旬は2月で、乳脂肪や乳成分が良くおいしいとされる
- 焼酎や松葉樹林などお酒で割る飲み方も、川上さんのおすすめとして紹介された