酪農の頂点へ!10年ぶりに復活する共進会の魅力
2025-01-03 配信|川上牧場 酪農データバンク
この回の要旨
2025年最初の川上牧場の配信は、10年ぶりに復活する全日本ホルスタイン共進会のニュースを軸に、酪農の魅力と厳しい現状をやさしく伝える回でした。牛乳を1杯飲みながら、酪農について知るきっかけになる内容です。
この回の要点
- 川上牧場は2025年、AIでまとめたニュースを紹介する10〜15分の毎日配信を始める
- 2024年10月ごろ、酪農家戸数が1万戸を切ったというニュースが出ている
- 2025年10月に北海道安平町で「第16回全日本ホルスタイン共進会」が10年ぶりに復活開催される
- 共進会は牛の美人コンテストであり、酪農の技術やノウハウを共有し合う場でもある
- 質問は「教えて川上牧場」のハッシュタグやコメント欄で受け付けている
配信の全文(podyの記事より)
2025年、新しく始める「毎日のニュース配信」
この回は、2025年1月3日に配信された、川上牧場としては新年最初の放送です。冒頭で川上さんは「明けましておめでとうございます」とあいさつし、今年やってみたい新しい取り組みを話しています。
その新しい取り組みが、AIを使ったニュースの紹介です。農業や酪農のニュース、牛乳の豆知識などをAIにまとめてもらい、そこから気になるものをピックアップして届けるスタイルにしたいと話しています。
川上 2025年、なんか新しいことをやってみたいなと思いまして。
川上 農業のニュースとか酪農のニュースとか、牛乳の豆知識とか、AIがまとめてくれますんで、それを紹介しつつ、改めて牛乳酪農の魅力をお話しできる配信をしていきたいなと思っております。
配信は10分から15分ほどの短いものを毎日続けたいとのこと。standfmや各種ポッドキャスト、Spoonのキャスト機能で聞けるようにしていくと案内しています。
standfm 音声配信ができるアプリ・プラットフォームです。個人でも手軽にラジオのような番組を配信・公開でき、リスナーとのやり取りもしやすいのが特徴です。
酪農家戸数が1万戸を切った現状
新しい配信を始めたい理由の背景には、酪農業界の厳しい現状があります。川上さんは、2024年も業界が厳しかったと振り返っています。
その象徴として挙げているのが、酪農家の戸数です。2024年の10月ごろに、酪農家戸数が1万戸を切ったというニュースが出たと紹介しています。
だからこそ、2025年は消費者に酪農や牛乳を理解してもらい、たくさん飲んでもらう活動を精力的にやっていきたいと、川上さんは意気込みを語っています。
消費者の方に酪農牛乳を理解してもらって、たくさんの牛乳を飲んでもらう活動を精力的にやっていかないといけない。 ── 川上
グッズセールとNFTアートのお知らせ
ニュース紹介の前に、川上さんはいくつかのお知らせをしています。1つ目は、グッズ販売サイト「SUZURI」で1月4日から新春セールが始まるという話です。
川上牧場のグッズには、アーティストやイラストレーターとコラボした作品があり、「こんなグッズが欲しい」というリクエストも、SUZURIの機能や各SNSのDMで受け付けているそうです。
SUZURI オリジナルグッズを制作・販売できるサービスです。イラストなどのデータをアップロードすると、Tシャツやマグカップなどのグッズにして販売できます。
2つ目のお知らせは、Instagramで毎日投稿しているAIアートの「未来の牛乳」です。「こんな牛乳があったらいいな」というアイデアをAIアートにして、NFTにしているとのこと。
そのNFTの売り上げは、子ども食堂への支援や、川上さんが小中学校の食育の授業に行くための費用などに充てる予定だと話しています。
NFT デジタルデータに「唯一のもの」という証明をつけられる仕組みです。画像などのデジタル作品を、コピーではないオリジナルとして売買できるようにするために使われます。
そしてお知らせのあと、川上さんは牛乳で乾杯します。「牛乳1日1杯、200mlでいいので飲み続けていただけたら」と、リスナーに軽く呼びかけています。
10年ぶりに復活する「全日本ホルスタイン共進会」
この回のメインは、日本農業新聞の記事の紹介です。川上さんはChatGPTにニュースをまとめてもらい、そこから気になる記事をピックアップしたと説明しています。
ChatGPT AIとの対話でさまざまな作業を手伝ってもらえるサービスです。質問への回答や文章のまとめ、アイデア出しなどに使われます。
紹介されたのは、2025年10月に北海道安平町で開かれる、国内最大規模の乳用牛の品評会「第16回全日本ホルスタイン共進会」のニュースです。全国の酪農家が育てた最高のホルスタインを披露し、技術と努力を競い合う場だと記事は伝えています。
この大会が注目される理由は、その開催間隔にあります。新型コロナウイルスの影響で前回大会が中止になったため、今回は10年ぶりの復活となるのです。
川上 今回は10年ぶりの復活となり、酪農家たちの期待と意気込みはひとしおです。
共進会は「牛の美人コンテスト」であり技術共有の場
共進会とはどんなものなのか。川上さんはこの配信でたびたび出てくる言葉だとしつつ、あらためて説明しています。ひとことで言うと「牛の美人コンテスト」のようなものです。
ただし、川上さんは、単なる品評会・コンテストだけではないと補足しています。酪農の技術や飼養管理などのノウハウを共有し合う場でもあると話しています。
川上 この共進会というものは、美人コンテストのようなものなんですけど、単なる品評会コンテストだけではなくて、酪農の技術とか飼養管理などのノウハウを共有し合う、そんな場所でもあったりします。
だからこの大会は、酪農業界全体の底上げや地域の活性化につながることが期待されている、と川上さんは記事の内容を紹介しています。
共進会が持つ2つの意味
牛の美人コンテスト
牛を調教し、飼養管理を整えて、大会当日にどれだけ美しい牛を作れるかを競う場です。
VS
技術共有の場
酪農の技術や飼養管理のノウハウを酪農家どうしで共有し合い、業界全体の底上げにつながる場でもあります。
どんな牛が出るのか気になる人へ、川上さんはYouTubeを見るのをすすめています。前回大会や北海道大会、アメリカやカナダの大きな品評会の動画も上がっているそうです。
川上 ものすごい牛ってこんなでかいの、牛ってこんな綺麗なんだっていうのを一回見てもらうと、牛という概念が変わるんじゃないかなと思います。
代々つないできた牛たちを途絶えさせないために
共進会の話は、酪農家の減少という現実ともつながっています。川上さんは、酪農家がどんどん減り、戸数が1万戸を切ったことに触れ、そこで飼われている牛たちにも思いを寄せています。
日本で牛が飼われ始めた歴史は長く、代々交配して品種改良を重ね、令和7年の今までつないできた、と川上さんは話します。その牛たちが、今の厳しい経営・酪農状況によっていなくなってしまう可能性があると危機感を語っています。
だからこそ、この歴史を途絶えさせてはいけないと思ってもらい、それが牛乳を飲んでもらうことにつながればいい、と川上さんは訴えています。
これを途絶えさせてはいけないって思ってもらって、皆さんに牛乳飲んでもらうっていうところに繋がっていけたらいいな。 ── 川上
共進会は、酪農家だけのものではありません。第16回全日本ホルスタイン共進会は一般の消費者も見ることができ、農業や飲食店のブースもたくさん出る「お祭り」になっていると川上さんは紹介しています。2025年に北海道へ行く機会がある人は、会場に足を運んでみてほしいと呼びかけています。
「教えて川上牧場」で質問募集
配信の終わりに、川上さんはリスナーへの呼びかけをしています。コメント欄での質問のほか、各SNSで「教えて川上牧場」というハッシュタグを使えば、配信の中で答えていくとのことです。
川上 教えて川上牧場というハッシュタグがありますので、そちらで質問していただけたら、配信の中でお答えしていきますので、どしどしお待ちしております。
最後は、お正月ながらも仕事や学校がある人に向けて、「いってらっしゃい。みんな牛乳飲んでね」と明るく送り出して締めています。番組では、リスナーからのお便りや「やってみたいこと・やってほしいこと」も募集しています。
まとめ
2025年最初の川上牧場の配信は、10年ぶりに復活する全日本ホルスタイン共進会のニュースを軸に、酪農の魅力と厳しい現状をやさしく伝える回でした。牛乳を1杯飲みながら、酪農について知るきっかけになる内容です。
- 川上牧場は2025年、AIでまとめたニュースを紹介する10〜15分の毎日配信を始める
- 2024年10月ごろ、酪農家戸数が1万戸を切ったというニュースが出ている
- 2025年10月に北海道安平町で「第16回全日本ホルスタイン共進会」が10年ぶりに復活開催される
- 共進会は牛の美人コンテストであり、酪農の技術やノウハウを共有し合う場でもある
- 質問は「教えて川上牧場」のハッシュタグやコメント欄で受け付けている